はんだごて

はんだごてって

先端が尖った金属棒を高温に熱して、はんだを溶かして溶接するもんでしょ?

と簡単に思う人も多いと思うが

実は車のボディー並みに繊細で、手入れが難しい。

覚えてしまえば簡単だが、面倒がって手入れしないと単なる金属棒と化し

役立たずのクソになる(笑)

重要なのは本体部分ではなくコテ先。

本体はいたって簡単な構造で燃えないガラス繊維素材を使って

金属の筒を高温で温める仕組み。中にはニクロム線とかいう髪の毛を乾かすドライヤーで使っている熱線が巻かれているだけ。やる気があれば壊れたドライヤーで自作もできる。

問題はコテ先である。

このコテ先。

実は車のボディーと一緒でコーティングされてある。

このコーティングがないと「はんだ」がうまく乗らず、球になって垂れていくか、はんだそのものがうまく溶けないか。高温300℃にも関わらずはんだが溶けなくなる。

新品のコテ先ははんだメッキで光ってる。

この状態でははんだも薄く乗って、基盤側、もしくは金属板などの溶接する箇所にフラックスなど使ってはんだの乗りをよくしておけば、簡単に誰でも綺麗に仕上がるのだが

こて先を湿ったタオルなど(専用スポンジでもいいが)綺麗にして、最後にはんだを載せてコーティングした状態で保管しないと、薄黒くなって使い物にならないコテ先になってしまう。

こうなったら普通は

濡れタオルなどで、熱したコテ先を綺麗にして再度はんだメッキすれば何とかなる場合もあるが

あまりにもコテ先の酸化がひどいとどうしようもなく

新品を買う羽目になる(安いからいいんだけど)

でも

今回タブーとされているメッキを

2000番のやすりで削り、新たな金属面を出してから、ケミカル用のはんだではんだメッキしなおした。

当然新品で買うものより寿命は短くなるが、ちょっと試してみよう的な感じでねw

ひたすら熱したままのコテ先を

2000番で磨いて、そのまま濡れタオルで綺麗にし

最後にケミカル用はんだペーストの容器に突っ込んで、再度はんだメッキ。

見事に光沢のある先端になったが、まあ所詮は自作なので

よほど精密機器のはんだ作業をしない限り、実用範囲ではある。

ちなみに俺の用途は

壊れたアクセサリーの溶接とか、接着剤では取れてしまうような小物補修とか。

ある程度熱を持つ部分の補修に使っている、

さっきは

自宅の玄関にある振り子時計の電池ボックスに繋がっている配線が取れていたので

はんだ付けしようと思って、取り出した3本のはんだごて。

できれば40Wのはんだごて使いたかったので、コテ先を変えずに、まずは上記の作業でコテ先を復活させ、振り子時計を直したところ(笑)

はんだ付けが上手な人は

弘法筆を選ばずのごとく

ペンチで針金を挟んで、ターボライターで針金先端を熱して、それではんだ付け作業をしてしまうのだから凄い!

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